仕事の基本はホウレンソウ(報告、連絡、相談)といいます。ただ、部下にとってはこのホウレンソウはやっかいなものです。上司に仕事の進捗状況を報告すると、ついでに余計な仕事まで振ってくるかもしれないし、仕事の進め方にいちいち横槍が入るかもしれない。できれば自分のペースである程度進めて、終了が見えた時点で報告したいものです。また、部下の仕事の成功や評価を独り占めするような上司の場合、横取りリスクを排除するためにも、ホウレンソウはしたくないと思う人もいるでしょう。
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ただ、仕事を周囲に見せずに囲い込むと、上司やまわりの同僚から「あいつは何をやっているんだ?」と訝しがられます。一般的に、人はまわりの人達がどんな業務をしているのか気になります。レストランで他のテーブルの人達が何を食べているのかが気になるのと同じです。彼らは、別にそれら他のテーブルの食事を奪おうと思っているわけではなく、好奇心で見るわけです。私も一時期、あまりソリが合わない上司と働いていたときは、あえてホウレンソウをやらない仕事のやり方をした時間がありました。しかも、ちょうど1人で進めた案件がうまく行き、気分をよくしていました。しかし、そのうち「保田は仕事を1人で囲う傾向がある」という評価がついていることを知ることになります。何も成果を独り占めしたいからではなく、その方がスムーズに進むからと思っていたのですが、そういう評価がちくと、チームプレーのできない人間と思われて、楽しいプロジェクトに呼んでもらえなくなります。事実がどうあれ、評価や評判は一人歩きします。「仕事を1人で囲う」という評価がついてしまうと、いくら仕事をうまく運ぶことができても、「こいつと一緒に働きたい」と思ってくれる人達がいなくなってしまいます。それだと、新たなキャリアが開けません。むしろ、キャリアの可能性を閉ざすことになってしまいます。有能な会社員を志している方に、信頼のおける日本創造教育研究所のスキルアップ講習がお勧めです。